更年期障害の症状

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更年期になるとなぜ怒りやすくなるの?


更年期とは45才を真ん中にした前後5年間ずつの期間を主に指します。この期間が更年期といわれるのは女性特有の月経が関係しています。かつては女性だけのものといわれていましたが、現在では男性にもあることがわかってきました。

女性における更年期は閉経が大きく影響しています。閉経により女性ホルモンのバランスが崩れるからです。人間の身体とはとても精緻に微妙にできていますので、ほんのちょっとしたホルモンのバランスが崩れるだけでも精神的に影響を受けるようにできています。

更年期の症状としてよくいわれるのが「のぼせ」「発汗」「動悸」などです。しかし、それ以外にもいろいろな症状があり、「これ」と決め付けることはできません。医学的には「器質的疾患に相応しない自律神失調症を中心とした不定愁訴を主に発症する症候群」と定義されています。ですから、更年期の時期に出る理由の定かでない症状をすべてということもできます。

「怒り」を感じるようになる原因は、まさにホルモンのバランスが崩れたことが原因です。それをコントロールすることが正しい対処法です。そして、日常生活におけるコントロールの方法としては人と話をしてストレスを解消することですが、医療的には経口避妊薬や抗うつ剤などを服用する方法がありますが、これらには副作用もありますので注意が必要です。

男性の更年期障害は治るの?

近年になり更年期障害が男性にも発症することが知られてきました。症状としては、女性と同じような「ほてり・のぼせ・冷え・動悸」などもありますが、それ以外としては「倦怠感・食欲不振・口内乾燥・性欲低下」などがあります。

更年期障害が起こりやすい人の性格的な特徴としては、「真面目すぎる・プライドが高すぎる・責任感が強すぎる」などがあります。
原因としては男性ホルモンであるテストステロンの減少などがあげられますが、まだ完全に解明されていないこともあります。

治療に関して、最初に戸惑うことは診察科目の選択です。何科に行けばよいのかわからないのが普通です。まだ社会的に認知されて歴史が浅いということが理由ですが、男性更年期障害という診察科目を掲げているところが理想ですが、現在ではまだ少ないのが現状です。

ですので、症状によって診察科目を決めることになります。例えば、多汗症であれば皮膚科または内科ですし、頻尿などの場合は泌尿器科、うつ状態の場合は精神科という決め方になります。大切なのは早めに対応することで、それが治るための最善の方法です。

治療法はそれぞれの診察科目により決まりますが、ホルモンのバランスを修正することが基本的対処法となります。それ以外の方法としては漢方もありますが、官報は副作用が少ないとされ有効性も認められています。
 

更年期障害と自律神経失調症の違いとは?

更年期障害と自律神経失調症は、症状が似ていますが、発症する原因に違いがあります。
更年期障害とは、閉経をはさんだ約10年前後の更年期に女性ホルモンが減少したり、心理・ストレス・性格などが相互に関連することで、心身に症状が出ることです。症状には、不安やイライラなどの精神神経症状、のぼせやほてりなどの自律神経症状、肩こりやしびれなどの体性神経などがあります。個人差があり、日常生活に支障が出るほど、重い症状になる人もいます。治療には、ホルモン補充や精神安定剤、漢方薬などがあります。

対して、自律神経失調症は、交感神経と副交感神経から構成されている自律神経のバランスがストレスやホルモンバランスの変化により崩れることで、症状が起こります。症状としては、不眠、頭痛、めまい、無気力、肩こりなどがあります。治療には、薬物療法などもありますが、ストレスから強くなることやストレスを溜めないことが大切です。

更年期障害が起きやすい更年期には、閉経が起こるため、女性ホルモンが減少していきます。性周期を作る脳幹部が自律神経を調整する部分に近いため、密接に連動してしまい、更年期に自律神経失調症を発症しやすくなるため、混同してしまうことがあります。

→ 更年期障害の対策法
 

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